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年末も近くなり、大分朝晩の冷え込みが厳しくなって参りました。普段お散歩をなさっている方も、なかなか外へ出掛けるのが億劫になっているのではないでしょうか。
この時期は人間もそうですが、動物は身体に脂肪を蓄えようとするため、減量ができません。今回はペットの肥満についてお話したいと思います。
現在ペットの6割が肥満気味といわれています。まあ少し太っているくらいの方が可愛いと思っているオーナーも多いのですが、実はそれが思いも寄らない病気につながることをご存知でしょうか?
まず大型犬の場合ですと、股関節の問題がでてきます。生後2年目までに過重した場合、発生率は高くなります。ひどい場合ですと歩行不能になることもあります。早めに体重調節を行うことと、無理のない運動が一番の予防法です。
次に小型犬種、こちらも気管虚脱・脱臼・ヘルニア等発生するとなかなか治りにくい病気が多くあります。また、猫の場合になると、尿路結石と言っておしっこが出なくなってしまうケースが多々あります。それに全てに言えることですが、心臓病や多臓器不全最近では糖尿病も大分増えているそうです。
こういった症状が表われやすいのがこの時期なんですね、少しでも思い当たるオーナーさんは1日15分以上の運動を2セット以上(有酸素運動になります。)、後は人間の食べているものは与えないように、肥満の子はペットフードも早めに減量用(ライト)に切り替えていくことをお奨めします。
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