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お正月も終わり、少しのんびりしてきました。
これから春にかけて犬・猫を購入しようかという方も多いのではないでしょうか?
今回はどういった点に注意したらよいか、どんなものを用意したらよいかについて書いてみましょうか。

まずはどこで飼育するかを考えてみましょう。
室外で飼育する場合にはかなり種類は限られてしまいます。
私がオススメしている犬種は、柴犬、ウェルシュコーギ、シェットランドシープドッグ、ビーグルですね。
比較的小型で活発。
お子様から年配の方まで、幅広い層で飼養が可能です。
特に最初に挙げた3犬種は寒さに強く、長野県には適していますね。
もう少し大型のレトリバー種も室外飼養は出来るのですが、冬場には少し防寒対策をしなければなりません。
特に気を付けて頂きたいのですが、金属製のハウスは冬場かえって冷えてしまい、足が凍傷になるケースがあります。
断熱材を利用するか、あらかじめプラスチックや木材のものを用意したほうが良いと思います。
室内で飼育する場合は、チワワ、ダックス、プードル、シーズー、etc...と幅広いですね。
ただし選ぶポイントとして「抜け毛」を気にされる方は長毛種を、手入れが簡単な方がよい方は短毛種を選ぶとよいでしょう。
当店でも飲食業等の職業につかれているお客様で、プードル、ヨークシャテリア、シーズーを飼育されている方は多いですね。
生活のスタイルに合った犬種を選んでいけば一番ペットとオーナーのいい関係ができるのではないでしょうか。

ただし、最近「他の人が飼っていない犬種がよい」といって、使役性の高い犬や闘犬系の犬を問い合わされるケースがあります。
ペットとして飼えない訳ではないですが、初心者には無理だという犬種は確実にあります。
なぜ他の人が飼っていいないのかもよく考えて頂いて、「手に負えず処分した」という事がないように、切に願います。

さて、猫ですが、初心者には短毛種で比較的小型なものがよいと思いますね。
具体的に例を挙げると、アメリカンショートヘア、ロシアンブルー、アビシニアン等ですね。
猫は室内飼養するということを前提にして下さい。
あまり知られていないのですが、猫の中にも、ノルウェイシアンフォレストキャットやラグドール、メイクーンの様に、成猫になると5.0kg〜10.0kgという大型のものもいます。
想像してみて下さい、ダックスやシーズーよりも大きな猫が部屋の中で跳びはねている様子を...。
購入する前にどの位まで成長するのかは必ず確認して下さい。

また脱走癖がついて室外に出るようになってしまった場合は迷わず、去勢・避妊をおすすめします。
猫にはワクチンがないウィルスが多く存在していますし、野良猫にけんかを仕掛けられたら全く勝ち目はありません。
時には命に関わる大けがをすることもあります。
また受胎率も高いので望まない子猫を作る原因にもなってしまいます。

ペットは人間の心を癒してくれるパートナーでありますが、その一生の責任をオーナーは負わなくてはなりません。
どんな子であっても自分の人生の中では特別な存在ですし、掛けがえのないものだと思います。
終生お互い素敵なパートナーでいられるペットの出逢いがあればいいですね。
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