 |
 |
4/1 up |
|
 |
 |
もう言うまでもないかと思いますが、現在は小型犬ブームです。
2002年一年でジャパンケネルクラブに登録された全犬種総数が537,548頭なのですが、上位10犬種中の10kg以下の犬種の登録数は324,856頭にものぼります。
ちなみにお隣韓国や中国でもプードル、ヨークシャテリア、シーズーなどが大人気ということですので、このブームはアジアに集中しているといえる様です。
アメリカやイギリスではラブラドールレトリバー、ジャーマンシェパード、ゴールデンレトリバーが常に上位を独占していますが、欧米とアジアの家庭環境の違いだけで、世界中室内で飼育されることが多くなったことの現れでしょう。
以前の大型犬ブームのときには海外からのインポート品や、そのコピー等がペット用品の主でしたが、ここにきて大きく変化してきました。
例えばドッグフードも以前は中型・大粒といわれるものが主流でしたが、小粒のものがかなり増えてきました。
新商品のコーナーでも載せますが、ロイヤルカナン社の犬種別フード「ダックスフンド」は日本やアジアのニーズを意識して作出されましたし、アイムス社の「ラム&ライス小粒シリーズ」は日本限定での販売となります。
また、小型犬の洋服を日本でデザインして中国で生産し、アジア各国で販売を行うというメーカーも出てきました。
ペットがより身近な存在になり、用品類等は価格が大分リーズナブルになりましたが、そうはいかないのが医療費です。
中型犬や大型犬に比べると、確かに薬を使う量は少なくてすみますが、検査を行うことは内容的にさほど差がありませんし、手術となると骨も血管も神経も筋肉もすべて小さくなりますので、難易度は高くなってしまいます。
また、回復力も大型犬のようにはいかないので入院日数も多くなりがちですから、その点を理解していかないと、多額の請求に驚くこともあるでしょう。
大きなラジオの修理よりもICチップの修理の方が難しいのと同じですね。
そういう方にはペット共済・どうぶつ健保という方法もあります。
もちろん加入条件もありますが、
30%〜50%程度の医療費負担をしてくれます。
ちなみに
アニコム http://www.ani-com.com
日本ペットオーナーズクラブ http://www.petowner.co.jp
日本アニマル倶楽部あたりがおすすめですね。
何事もなければ小型犬は総じて寿命が長く、20才を超える場合もあります。
しかも人間と同様、年々伸びているようです。
もう10年もすると、20才以上は普通になるのかもしれないですよ。 |
 |
|