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春になってから新しい家族のお迎えをしたいという方は沢山いらっしゃることでしょう。
さて、ペットを迎えると飼い主さんがしなければならないことは沢山ありますが、その一つが信頼できる獣医さんをホームドクターに見付けておくことです。
普通、健康である時にはワクチンやフィラリアのお薬を頂く程度かもしれませんが、いざ体調が悪くなってしまった時には信頼できる先生の存在は力強いものです。
よく良い先生を紹介して欲しいという相談を頂くのですが、これは実に難しくて、特定の病気に関してでしたら、どの先生が良いですよと言いやすいのですが、ホームドクターは飼い主さんとの相性があります。
オーナーのお話でも、ソフトな感じの良い先生だ。 とか、口調は厳しいがしっかり診てくれる。 とか、小さな事でも丁寧に説明してくれる。
など良い評判として上げられている点が、別の方からすると優柔不断だ。笑いもしない。お話が長い、などと酷評されている場合をよく目にします。
こういうケースは行かれた状況は当然あるのですが、かなり相性のあうあわないといった部分と、お互いのコミュニケーション不足から起因していると思います。
ですが、用もないのに獣医さんへ出向いてコミュニケーションをはかるという人はまずいないでしょう。
では、どうすれば短期間でコミュニケーションがとれるかと言うと、まずはご近所。友達。親類等身近な方に紹介して頂いて、できれば最初の一度だけは同伴してもらえれば一番良いでしょう。わざわざ紹介のために足を運んでくれた方にもですが、一緒にこられた方が先生方からも親近感はもたれやすいでしょう。コミュニケーションがしっかりとれていれば質問もしやすくなりますし、聞き手にまわっているだけでは本当の意味での安心にはつながりません。
最近、動物病院にもインフォームドコンセントという言葉をポスター等で掲示してあるところが増えました。 よく飼い主さんと話し合う・説明する・理解していただく。
いとう意味なのですが、先生方の努力だけでは難しいのではないでしょうか?
相互の信頼関係があってこそのインフォームドコンセントであり、その上で行われる行為こそがペットにとってもオーナーにとっても最善なのではないでしょうか?
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