2月に入りだいぶ暖かくなってきました。
最近我が家にも犬や猫を飼い始めた。 またいよいよ飼おうという片は多いと思います。 とても愛らしい仔犬や仔猫ですが、そのいたずら
振りに驚いた。またはそのことが不安だという方も少なく ありません。 以前にも対処法については書いた事があったのですが、今回はナゼこうした
問題行動をするのか理解して頂いて、振り回される側からリードする立場に変わる参考 になればと思います。
1.別に特別ではない!!(犬のオーナー様) よくいたずらされた飼い主さんは「こんなヒドイ事をするなんてこの子は特別荒っぽい性格なのではないか?」と不安になりますが、全く問題ありません。
仔犬同士兄弟でじゃれあっている様子と何も変わりがありませんし、 うなり声をあげて噛んだ物を振り回す行動もよく目にします。
こういった行動を行っている時期は自分が犬であることをしっかり自覚しています。 ですから全く知らない人が来ても大喜びで歓迎しますし、どんなものにでも興味
を示す恐いもの知らずの時期なのです。 この時期こそ仔犬に初期学習させるよい時間と思って下さい。
2.行動そのものではなく、タイミングが問題(犬・猫のオーナー様) 例えば猫が爪をとぐ。犬が柱や家具をかじる。 どちらでもそうですがトイレの場所を間違えるといった
問題は飼い主さんもそういう事をすること自体はあたりまえ と頭では理解されていると思うんですね。だから爪とぎや おもちゃ・ガムやトイレを用意してここにして欲しいという
場所で行う分には当然ながら問題視されませんし、むしろ 教えてすぐできれば「お利口だ!!」と評価される訳です。 ただしこれは教える側の演出力の問題であって
犬や猫の能力とはあまり関係ないようにも思います。
3.犬や猫も基本的にはキレイ好き 単純に言えばこういう事になるのですが、前提は 幾つかあります。
猫の場合は汚れると自分で体を なめてきれいにする事は昔から言われていますが、 犬の場合は育った環境が左右する傾向がありますね。
仔犬のうちからまめに環境を掃除してもらっていた場合 はサークル等の中でトイレをしてもそこに近付きません。 同じ時間にトイレに出してもらっていると徐々に中ではしなく
なってくるなど、やはり自分が汚れるのは嫌なようです。 こういう点は人間も動物もあまり違いがないのかも知れません。 子供のうちは汚れなんて全然気にしないで遊んで
ましたよね。私だけではないと思うのですが・・・
まとめ:まずちょっと考え方を変えてみましょう。 犬でも猫でもいえる事なのですが飼い主の臭いには敏感です。 猫にマタタビとよく言いますが、仔猫のうちははあまり感心は
示さないですね。 それよりも飼い主さんの臭いや、自分の臭いの あるものの方が感心を示します。爪とぎをするものや、トイレの
砂の中にこういったものを入れておくと効果的ですね。 犬もおもちゃを一日位飼い主さんの靴の中に入れておくと だいたい遊んでますね。またいらなくなった衣類等を
使ってゲームをするのも喜びますね。引っ張りっこをして必ず勝つ のは飼い主さん。 うなり声をあげたら即止めるという ルールを決めておくといつのまにかうならなくなりますね。
ここですべてを書くのは無理ですのでまたお声を掛けて 頂ければいろいろとお話しますが、しつけや飼い方の本を 読んだりする前にこういう動物なんだと理解しておくことは
大切だと思いますよ。
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